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05.救われた本・心に残った本や絵本はありますか?

★『誕生死』 著:流産しざん新生児死で子を亡くした親の会
・共感できて、これまで泣けなかったのにこちらの本で涙が出てきました。(Rさん)
・分厚くて読むのに時間がかかりました。今も昔も変わっていないこともあるのだなと思えた本でした(Fさん)
・私は流産を経験しました。その時に赤ちゃんは銀色の容器(脳盆)にガーゼが何枚か敷かれた上に置かれていたのですが、こちらの本の中でも脳盆に赤ちゃんが置かれて悲しかったと書かれていて、私だけではないのだなと思えて救われました(Sさん)

★『ごめんね、ありがとう 産まれることができなかった赤ちゃんから届いたメッセージ』 著:なかむらみつる
・流産した時に、本屋さんで手に取った本がこちらです。自分のせいで赤ちゃんが流産してしまったと責めていましたが、少し気持ちが上向きになれた気がした本でした。(Hさん)
・不妊治療でなかなか赤ちゃんを授からなくていた時に、通院中のクリニックの本棚の隅の方にあり読みました。クリニックの待合席で号泣したのを覚えています。なんで赤ちゃんが来てくれないのかな、なんで赤ちゃんは流産しちゃうのかなと思っていましたが、赤ちゃんの声が聞けた気がします(Iさん)

★『小さな小さなおとうとだったけど』 著:高橋妙子(SIDS家族の会愛知)
・上の子が2歳の時に死産しました。お姉ちゃんになれることを楽しみにしていたので申し訳ない気持ちでいました。娘はなんで亡くなってしまったのか、なんでお家に帰ってこないのかと同じことを何度も聞いてくる時に、この本に出会えて救われました。娘と一緒に読んで「帰ってこない、もういないの」と話せた気がします。それまでは私の口からは言いたくない、言えない、帰ってこないと伝えるのが辛かったので救われた気がします(Mさん)

★『ちいさな天使のものがたり』 著:かわかみせいじ
・これまで本を読んで泣いたことはなかったのですが、この本を読んで涙なしには読めません。友人が流産をしたのをきっかけに購読しました。パシテルで描かれているイラストにも癒されました(Uさん)
・とても温かいメッセージをもらえて心が軽くなりました。(Fさん)

★『天国郵便局より』 著:鮫島浩二
・入院している時に何度も読みました。産婦人科が用意して下さった本です(Mさん)

★『くものうえのハリー』 著:城井文
★『光の世界』 著:葉祥明
★『あなたがのこしてくれたもの』著:なかむらみつる
★『ちいさなあなたへ』 著:アリスン・マギー
★『最後だとわかっていたなら』 著:ノーマン・コーネット・マレック
★『悲しい本』 著:マイケル・ローゼン
★子どもは親を選んで生まれてくる』 著:池川明
★『赤ちゃんの死を前にして』 著:竹内正人


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