大切なわが子の遺骨(髪の毛、へその緒・爪など)を、その後どのようにするか悩まれるご家族は少なくないでしょう。従来から、四十九日の法事後にお墓に納骨をするのが一般的ではあります。しかし、ご家族がお子さまと離れたくないという気持ちから、遺骨を手元に置いておく「手元供養」というかたちをとる家族が増えつつあります。また、亡くなった子どもをより身近に感じたいご家族は、遺骨や遺灰の一部を納めて身につける遺骨ペンダント・遺骨アクセサリーが手元供養の一つとして取り入れられています。
そこで、今回インスタグラムのストーリーズを通じて、お子さまの遺骨・髪の毛やへその緒などのをどのようにして残しているのかを伺いました。さまざまな考えや想いがあるかもしれませんが、ご自身、ご家族の想いを何よりも大切にした上で参考にしていただけたら幸いです。
お子さまを亡くされたご家族が深い悲しみの中、他にお子さまを亡くされたご家族の力になれればという想いから、今回の記事にご協力くださいました。ご家族のご経験やお子さまへの想い・気持ちを守るために、当サイトの内容や画像の無断転載・無断使用は固く禁じております。ご理解いただけますと幸いです。
Tさん
「遺骨は分骨していつも持ち歩いています。髪の毛はリップケースに入れて保管しています」
Mさん
「私は遺骨リングを作りました。自分で(遺骨を)入れて樹脂で固めるタイプだったので髪の毛も入れました。」
遺骨も自分で小さく砕いてバランスよく入れました。その後、樹脂を入れて太陽光で固めます。
Hさん
「遺骨ペンダントにしました」
最初は、納骨をするつもりでペンダントを作りましたが、納骨はせずに遺骨もペンダントも手元に置くことにしました。外出する際は、ネックレスとしてつけて一緒に出かけられるので作ってよかったです。へその緒のケースの中に爪と髪の毛を残しています。
Aさん
「遺骨ペンダントを、ママもパパも作りました」
Mさん
「遺骨と髪の毛とへその緒をペンダントに詰め込みました」
私が選んだペンダントはかなり小さなものなので、全て少しずつ詰めました。夫のは大きいものなので結構入りました。へその緒はハサミで切って、骨は分骨するのですがその道具もペンダントを購入すると一緒に入っていました。
住んでいるところが海辺なので、海を見せてあげたい、でも潮風で錆びる恐れがあると思ったので、チタン製のペンダントを選びました。
Tさん
「ペンダントにしました。メモリアルベアの首にかけています」
Oさん
「遺骨リングにしました」
Eさん
「遺骨リングを作りました
Hさん
「遺骨リングを作りました。髪の毛ビーズにしてもらいました」
母乳ジュエリーはまだ子どもが元気に生きている時に記念にしたいと思って作ったものです。髪の毛を母乳ジュエリーを作ってもらったお店で髪の毛ビーズにしてもらいました。パパやきょうだい、祖父母、親族の分とたくさん作ってもらいました。
Aさん
「遺骨リングにしました」
納骨とか色々考えた時に、肌に離さずに身に付けられるリングを作ることにしました。インスタグラムで見つけたお店で作ってもらいました。手を繋いでいるように見えるデザインで作ってもらいました。結局、納骨はせずにお家にいますがより近くに感じるリングを着くて良かったなと感じています。