今回で「赤ちゃんの棺(ひつぎ)をご紹介」シリーズ2回目となります。
赤ちゃんのひつぎは、きっと流産や死産などで赤ちゃんを亡くしたご家族(もしくは予後が悪い治療中などの赤ちゃん)、もしくはそのような境遇に携わる医療機関の助産師や看護師、医師などの医療従事者、葬儀会社の方などごく少数だと思います。実際、私自身、死産を経験して初めて「赤ちゃんのひつぎ」を知りました。現在の日本では、赤ちゃんの棺をオンラインサイトで販売している会社が少しずつ増えつつあります。しかし、そのほとんどのサイトではひつぎに対する口コミは少なく、その理由には他のひつぎと比較できることではないためと考えています。亡くなった赤ちゃんのためにご家族が準備するひつぎは、一つ。その一つの棺をご家族の満足する形で選択していただきたいと考え、このシリーズを投稿していきたいと思っています。
OneAndOnlyJAPAN「ママと天使のためのベビーコットSサイズ」のひつぎを選んだ理由 〜その①〜
⚫︎Amazonで購入できるから
Amazonで販売しているこちらのひつぎは、送料無料、配達の速さの目安も記載してありまし、支払い方法が豊富なのも購入しやすさになったと思います。
ひつぎの場合、他の商品と違って特別な商品となります。身近にあるホームセンターや百貨店などでは購入することができず、専門の販売店(たとえば葬儀社など)となります。ひつぎを販売している実店舗を探すのが一苦労で、特定の場所や時間に限定されてしまいます。そのため、オンラインショップはインターネットが繋がる場所であればどこからでも、検索したい商品を探すことができます。店員と関わる必要もないことも大きなポイントだと思います。
赤ちゃんのひつぎの場合、すぐに(早くてその日のうち〜)準備する必要があるため、オンラインで購入できるこちらは便利だと思ったからです。
OneAndOnlyJAPAN「ママと天使のためのベビーコットSサイズ」のひつぎを選んだ理由 〜その②〜
●可愛くて、しっかりとした作りだから
男の子でも、女の子でも性別関係なく使えるイエローは選びやすいなと思いました。また、中央より上に描かれている銀色の赤ちゃんのイラストもほんわかなごみのある可愛らしいイラストです。このイラストは、火葬の際に赤ちゃんの頭の向きを聞かれる場合があるためということから、赤ちゃんの寝る向きの目印になるようにと描かれているようです(サイトより抽出)。小さな赤ちゃんの場合、火葬によって遺骨が残せない場合もあることから、赤ちゃんの遺骨を残したい親御さまの気持ちを考慮し、紙製のひつぎを作られたようです。
OneAndOnlyJAPAN「ママと天使のためのベビーコットSサイズ」のひつぎを選んだ理由 〜その③〜
●制作者の橋本さんの想いがたくさん詰まっているから
ひつぎの他に、妊娠12週から着られる産着や、骨壷、ひつぎよう布団を取り扱っています。One And Onlyさんの商品は全てにわたり赤ちゃんを亡くされた赤ちゃんと、その家族思いの商品だと思ったからです。下記記事引用:「生まれてきた子どもと同じように接してあげてほしい」との願いを込め、産院や助産院などで希望する家族に届くことを目指している。橋本美菜子さんの記事を読む「死産した赤ちゃんの尊厳を守りたい」
ひとこと
丁寧な包装から赤ちゃんと、家族思いのひつぎだと感じました。紙製ながらも、かなり固くて頑丈なつくりとなっているため、安心して赤ちゃんを寝かせられるかと思います。保冷剤と布団の敷く順番などが記載された説明書も添えてくれてあるため、安心して使用で切るかと思います。また、名前を「コット(cot: ベッド)」と名づけているところからあたたかみを感じました。
まとめ
今回ご紹介した赤ちゃん用のひつぎは、株式会社Amazon One And Only 「ママと天使のためのベビーコット Sサイズ」です。こちらの会社は、ひつぎのみだけではなく、死産した赤ちゃん骨壺やお洋服なども取り扱っています。今回ご紹介した商品は、ひつぎのみ注文でしたので、必要でしたら布団となるものをご自身で準備する必要があります。また、注意事項にもあるように「ドライアイスの使用はできない」ものとなっております。そのほかにも注意事項がありますので、購入を検討されている方は、Amazon One And Only JAPAN「ママと天使のためのベビーコット」をご確認ください。何を重視して棺を選ぶのかは各ご家庭で異なるかと思います。赤ちゃんと過ごす限られた時間の中であたたかな思い出がつくれることを応援しています。
⚠️あくまでも個人的な感想となります。