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 赤ちゃんをなくすという出来事はとても衝撃が強い出来事です。身近に信頼できる人、あなたの話を否定や評価をせずにゆっくり聞いてくれる人がいれば、勇気を出して、話を聞いてもらうことで、少し安心できるかもしれません。一方、身近な人だからこそ打ち明けづらいことであったり、話しづらい気持ちもあると思います。
 「赤ちゃんをなくした家族の心の状態、悩み事」に一番詳しいのは、似たような経験(赤ちゃんとの死別)をされた家族同士が集う分かち合いの場(自助グループ、ピアサポートグループなどと呼ばれています)かもしれません。これらの団体の多くは、流産や死産などで赤ちゃんを亡くした当事者が立ち上げています。また、近年、赤ちゃんを亡くされたご家族のグリーフサポートの必要性が認識され、医師や助産師、臨床心理士などの専門職が当事者のグリーフサポートを行っている団体もあります。自助グループ(ピアサポートグループ)では、主にお話会(分かち合いの会などという場合もあります)やワークショップを通じて、赤ちゃんを亡くされた方々が集まり、同じような思いを話し合いながら、少しずつ心を癒していく場所となっています。同じように赤ちゃんを亡くされた方々と話をすることで、自分一人だけではないことが分かるかもしれません。 悲しみに寄り添ってくれる人・場所につながれるように、心から願っています。
ここでは、全国各地にある団体がいつ・どこで・どのようなイベントを行なっているのかをまとめたものとなります。詳しい内容については各団体にお問い合わせください。